白杖の俺。わしゃ、偽物かぃ

我々視覚障害者も時に疑惑にさらされることもあるようだ。では、どんなケースがあるかといえば例をいくつか上げてみましょうねー。
・白杖の人がスマホを神レベルの指ワザで操作してた←なにそれ?
・電車にて。白杖の人が乗ってきたので席を譲ってあげたらその人が座った後に鞄から本を取り出して読み始めた!←何それ?
・書店にて。白杖を小脇に抱えた人が立ち読みしていた!←何それ?
・横断歩道にて。青信号が点滅したら白杖を突いた人が杖を小脇に抱え、いきなり賭けだした!←何それ?
・ショッピングセンターにて。もしもしお財布落としましたよって、白杖を持った人にぽんぽんって肩をたたかれた!←何それ?ショッピングセンターにて。白杖の先をずうっと床から浮かしたまま買い物していた。それも一人で!何それ?
・集まりにて。目が不自由だという人が私の胸をジロジロ見てた!←何それ?
・公園にて。白杖をストックのように突いた人がジョギングしてた。私を颯爽と追い越していった!←何それ?
・駅ホームにて。発車ベルが鳴っているときに白杖を突いていたはずの人がダッシュして電車に乗り込んできた!←何それ?
・歩道にて。白い杖の人がいきなり犬のウンコ飛び越えた瞬間!俺は人を信じることをやめた。
貴方もそんな疑惑の目で、白杖の人を見たことはありませんか?見えてるじゃん!もしかして偽物?って。
まず最初に白い杖は全盲の人だけではなくて、少し見える弱視もロービジョンの人達も携行することを知って下さい。
目が見えないといってもなにも全盲だけではありません。ど近眼みたいな人。視野狭窄の人。視界の中心部がほんの少し見えている人。目の前にかざした指の本数がわかるくらいの人。その症状は様々です。
考えても見てください。その程度しか見えていない人が白杖を持たずに行動するほうがよほど危険です。目の見えないことを偽ったところで何の特もないです。
白い杖には、この人は目が不自由ですよって周囲に注意喚起を示す役割もあることも知って下さい。
ですから本を読んだり、足下くらいは見える、駆け足する、杖の先を浮かしている、そうしたことはごく自然なことなのです。どうかご理解を宜しくお願いします。
メガネやコンタクトで強制がきかない。手術でも手だてがない。そうした人もいるんです。
五円玉の穴から覗いたような視界だけど、視力は1・0という人もいます。
視界のすべてがパンティストッキンングをかぶったように見えている人。みんなそれぞれすがるような思いで白杖を携えています。
どうか疑惑の目を向けることはやめてください。
僕は今は、失明して視力はまったくないけれど、弱視の頃はやな思いを散々してきましたから
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プロフィール

ちゃれんじぃ

Author:ちゃれんじぃ
毎日が色んなことへの挑戦だ!白杖への誤解や理解、日々のささいな出来事や感じていることを視覚障害者の視点からつぶやいています。アラヒフ世代・津軽三味線初心者・ジョギング・野球観賞・70年代フォーク&ロック・古きよき昭和をこよなく愛する全盲の伯父さんです。。

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