何も起こらない普通・・・伴走のお話

視覚障害者ランナーを伴走するガイドランナーは凄い。どんなところが凄いかと言えば、走りながら視覚障害者ランナーに路面の情況や進行方向や展開される景色などを逐次伝えてくれる。パラリンピックのマラソンともなれば、キロ3分台の速度で展開されるそれらを選手に伝えるのだから凄い。それだけ聞くと視覚障害者ランナーの伴走は難しいと思われるかも知れないが、皆さんが想像しているより簡単である。単純にいうと自分の走る力に合った相手(視覚障害者)と組めばよいのです。例えばキロ6分くらいなら自分にも伴走できるかなと感じたら、それに合った相手。もっと速い人がいいなと感じたら、それに合った相手。いや、私はウォーキングしかできないという貴方だって、そうした思考の相手と組めばよいわけですから、伴走は「やってみたい」という気持ちが合れば誰にでもできるものです。健常者の皆さんがそうであるように、視覚障害者の中にも本格的な競技思考の人から、健康優先という人。ウォーキングを楽しみたいという人までいます。そして、そうした人達のすべてが、家の玄関を出て外で体を動かす気持ちよさを実感しています。それもこれも伴走者がいてくれるから体感できるものです。
ある伴走者はいいます。障害者を特別視しないことが長続きのコツ。我々の中にメガネを掛けた人が居るように、目が不自由なだけで、彼らだって普通の人であることを知ってください。伴走は、自分がもし目が見えなかったら、そんな気遣いで出きるスポーツボランティアであると。
ボランティアはしてやって当たり前、してもらって当たり前。そんな風潮もありますが僕らは、伴走者には感謝の気持ちをいつも抱いています。またそれを伴走者は要求しません。何故なら一心同体、視覚障害者ランナーと伴走者は二人で一人だから。
障害者と健常者、「何も起こらない普通」が、僕はいいとそう思う。
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プロフィール

ちゃれんじぃ

Author:ちゃれんじぃ
毎日が色んなことへの挑戦だ!白杖への誤解や理解、日々のささいな出来事や感じていることを視覚障害者の視点からつぶやいています。アラヒフ世代・津軽三味線初心者・ジョギング・野球観賞・70年代フォーク&ロック・古きよき昭和をこよなく愛する全盲の伯父さんです。。

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