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セピア色の白杖

この前ある人に、「白杖で点字ブロックを叩いて自分の存在を周囲に示すために杖の音を鳴らしているんですか」、そう聞かれたんだけど、そんな思考もあるんだなとちょっと苦笑しています。当事者としては普通に歩いていたって、コツコツと杖の音はするわけだしわざわざ意識して、「ほら、目の不自由なもんが通るよ」みたいな意味合いでは杖の音を鳴らしませんよと、僕は答えておきました。
小心者の僕は、それどころか「どけどけ」、そんな風に誤解されないように杖の音を必要以上に立てないような気遣いをしているくらいですから。毎日使う白杖、身を守ってくれる大切な城杖をわざわざ地面を強く叩いて音を立てたり、駐車中の車や自転車、はたまた通行人をその杖で叩くようなことは、僕は絶対にしたくないです。
話は変わりますが白杖の音といえば、学生時代のことなんだけど、改札口で杖先をコツコツさせて彼女を待ったことを懐かしく思います。杖先をコツコツさせるのは別にイライラしたわけじゃなくて、目の見えない相手に「僕のいる場所はここだよ」と、知らせる合図みたいなもんです。
遠くのほうからコツコツという彼女の白杖の音がだんだん近づいてきて、「ごめん、またせちゃった」って、息を切らせていたJKが、今の僕の女房です。
野口五郎の「私鉄沿線」がザ ベストテンを騒がせていたころの古い話である。
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プロフィール

ちゃれんじぃ

Author:ちゃれんじぃ
毎日が色んなことへの挑戦だ!白杖への誤解や理解、日々のささいな出来事や感じていることを視覚障害者の視点からつぶやいています。アラヒフ世代・津軽三味線初心者・ジョギング・野球観賞・70年代フォーク&ロック・古きよき昭和をこよなく愛する全盲の伯父さんです。。

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