白杖の残念なお話

久しぶりに白杖のお話です。
少し目が見えていると白杖を持ち歩くことが気恥ずかしいものなんです。
白杖がなくても歩けるという自信みたいなものもあったりもします。
その気恥ずかしくて、白杖を何でもたにゃいかんのよという感覚は生まれつき目の見えない人には理解しがたいかなとも思うんですが。
物心着いた頃から白杖を使っている彼らは、白杖が体の一部になってますから。
そして、僕のような中途失明は、最初は仕方なく白杖を使い出したというのが本音かな。
歩行訓練をして白杖の使い方を覚えないと外出できませんからね。
白杖で町を歩いていると沢山の親切に出会います。
しかし悲しいこともあります。
白杖を見て、あっ目の見えない人だぁ!と子供に大きな声で叫ばれたりもします。
道端や電車内で談笑していた人たちが白杖の僕らが近くへ寄ると話すことをやめてしまう場面にもよく出くわします。
あからさまに、ああいう人は年金を沢山もらっているなどと会話している人たちもいるんです。
人込みで白杖に足を引っかけた人に、バッキャローあぶねーなと怒鳴られたり、舌打ちされたりとかも。
少し見えている友人は、視覚障害者を偽った偽物といわれたそうです。
全部が全部悪気があるわけではないと理解はしていますが気持ちよくないです。
白杖を持つことにはこんな思いをしている人もいることを知ってほしいです。
そしてそんなことが理由で白杖を持つことを拒んでしまう弱視の人もいることも事実です。
白杖は全盲だけでなく、少し見える弱視の人も使います。
すがるような思いで携行している白杖を温かく見守って下さい。
理解して下さい。お願いします。
スポンサーサイト
プロフィール

ちゃれんじぃ

Author:ちゃれんじぃ
毎日が色んなことへの挑戦だ!白杖への誤解や理解、日々のささいな出来事や感じていることを視覚障害者の視点からつぶやいています。アラヒフ世代・津軽三味線初心者・ジョギング・野球観賞・70年代フォーク&ロック・古きよき昭和をこよなく愛する全盲の伯父さんです。。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR