仕事始めの朝

今日が仕事始めでした。そんな朝のことです。お正月休み中ほとんどといっていいほど家の中で過ごしていた僕は、玄関を久しぶりに出る不安を感じていた。
しばらくぶりに手にする白杖の感覚は鈍っていないかな?いつも歩いていた交差点や歩道に変化はないだろうか?勤務先の施設内の間取りは変わっていないだろうか?そんな不安を感じていた。
ちっぽけなことだけど、目の見えんもんには、こうだと思っていたことがちょっとでも違っていたりすると戸惑ってしまうもんなんです。
例えばいつもは止まっていない歩道の点字ブロックの上に車があったりすると、不意を突かれて激突してしまうこともあるんです。
そうかと思えば職場で、僕がいつも使っている部屋にいつもはない物が置いてあったとします。
僕は、いつもの調子でドアを開けて部屋に入ります。
そしたら、すぐのところにホワイトボードがあって、その角におでこをぶつけて額を切った経験をしました。
話は最初に戻るけど、僕は、出勤前の玄関先でそんな不安を抱きながら、白杖を綺麗なタオルで磨いた。
そして、杖に向かってこういった。
「また今年も宜しく頼んだぞ。お前に命あづけたぞ」。
玄関を出た僕は、冬空に向かって大きな深呼吸をひとつした。
年初から位話題で申し訳ない。悩んだり泣いたり、笑ったりこけたり、つたないブログを今年も宜しくお願いします。
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プロフィール

ちゃれんじぃ

Author:ちゃれんじぃ
毎日が色んなことへの挑戦だ!白杖への誤解や理解、日々のささいな出来事や感じていることを視覚障害者の視点からつぶやいています。アラヒフ世代・津軽三味線初心者・ジョギング・野球観賞・70年代フォーク&ロック・古きよき昭和をこよなく愛する全盲の伯父さんです。。

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